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HASP技術講習会(出張講習会)

※この講習・研修会は終了しております。

 2012年にHASPのプログラムを公開して以来、これまでNewHASPによる初中級の講習会を7回、HASP/ACLD/8501による上級コースの講習会を3回開催してまいりました。今年度は学協会・企業・大学等の団体様を対象とした出張講習会を実施いたします。
 初中級コースは、これまでと同様にNewHASP/ACLDを使って年間の熱負荷を得ることを目的に、入力→計算→ゾーン集計→グラフ化までの基本的な操作についてケーススタディを中心に行います。
 上級コースは、今年度は理論編(1日コース)とプログラム編(2日コース)の2つのコースに分けて実施いたします。
その上で、上級コース(1)理論編は、熱の流れの、励振→熱取得(HG)→連続空調熱負荷(CL)→除去熱量(HEX)で時間遅れがどのようにして生じるか、また、理論の核心的な部分の熱応答については、ラプラス変換と逆変換、貫流応答と吸熱応答、単位応答と△波と⊿波、畳込みと逆畳込み、熱平衡式と除去熱量、室温変動と蓄熱熱流などを理解します。
 上級コース(2)プログラム編は、HASP/ACLD/8501を教材とし、これに除去熱量の機能を加え、更により短い時間(30~10分)で計算できるように機能拡張するのが目標です。非定常熱負荷計算の理論が、実際のプログラムではどのように実現されるか、両者を理解することができます。なお、本編を受講される方には、上級コース(1)理論編を併せて受講されることをお勧めします。

主催 (一社)建築設備技術者協会
会場 申込団体・企業にてご用意いただいた会場(出張講習)
日時 平成30年10月1日~平成31年3月15日(開催日につきましては、事務局と調整させていただきます)
定員 参加人数は応相談
参加費 出張講習のため、料金・費用については、コース・時間・開催地・参加人数等によって異なります。ご希望を
お伺いし、お見積りさせていただきますのでメールにてご相談ください。
※詳細は、下記案内書をご覧ください。
申込方法 申込は終了致しました。
申込先 (一社)建築設備技術者協会 事務局
〒105-0004 東京都港区新橋6-9-6 12東洋海事ビル 
TEL:03-5408-0063 FAX:03-5408-0074
Eメール:info@jabmee.or.jp
資料 詳細案内・申込書はこちら
資料のダウンロード

講習内容

 講習会のプログラムは下記のとおりですが、講義の中にもQ&Aや演習を交えた参加型講習会とします。限られた時間を有効に使うために、事前に配布する講習用資料をご一読の上、講習会にご参加いただきますようお願いいたします。
なお、講習内容の重点配分あるいは時間配分の変更を希望される場合は、事務局にご相談下さい。

〇講 師
Ⅰ 猪岡 達夫 元中部大学 工学部 建築学科 教授
Ⅱ 長井 達夫 東京理科大学 工学部第一部 建築学科 教授

〇プログラム
【初中級コース】
 初中級コースでは、NewHASP/ACLDの①入力データの作成、②計算の実行、③計算結果のグラフ化の操作の基本を学びます。初めてHASPに触れてみる方、HASPプログラムをダウンロードした方で、操作方法や活用方法をもっと知りたい方にお勧めです。

≪1日≫
13:00~13:20 開会の挨拶と講習内容の説明(Ⅰ)
13:20~14:10 インストール: 例題のNewHASPを実行してみる(Ⅰ)
14:20~15:10 非定常熱負荷計算の基礎:熱負荷とは、定常と非定常との違い、最大熱負荷と期間熱負荷(Ⅱ)
15:20~16:10 NewHASPの入力データの1つ1つの意味を知る(Ⅰ)
16:20~17:10 演習(1):HASP_inpを使って/入力→負荷計算→ゾーン集計→グラフ化(Ⅰ)
17:20~18:10 演習(2):ケーススタディ/NewHASPの色々な機能を知る(Ⅱ)
18:20~19:00 質疑応答、アンケート記入、閉会の挨拶(Ⅰ・Ⅱ)

【上級コース(1)理論編】
 昨年までは、プログラム編の中で非定常熱負荷計算の理論を取り上げていましたが、今年度は理論編を独立させ、内容の充実を図りました。先ずは、励振~除去熱量の熱の流れを、更に、応答係数と畳み込み、熱平衡式と除去熱量、室温変動と除去熱量へと進みます。
 理論の核心的な部分については特に詳しく、単位応答から△波と⊿波、応答係数と項別公比などを学びます。非定常熱負荷計算の理論をきちんと勉強する機会はあまり無いのではないかと思います。是非、受講されることをお勧めします。

≪1日≫
13:00~13:10 開会の挨拶と講習内容の説明(Ⅰ)
13:10~13:40 インストール: HASP/ACLD/8501のソースコードを概観する(Ⅰ)
13:50~14:30 理論(1):励振熱取得連続空調負荷除去熱量、応答係数と畳込み、貫流応答と吸熱応答(Ⅱ)
14:40~15:20 理論(2):室の重み係数、熱平衡式と除去熱量、室温変動と逆畳込み、シミュレーションモードと
        ピークモード(Ⅰ)
15:30~16:10 理論(3):理論式、ラプラス変換と逆変換、応答係数と項別公比(Ⅱ)
16:20~17:00 理論(4):単位応答から△波応答・⊿波応答、sub_GVECTR、sub_CPARM(Ⅱ)
17:10~17:40 プログラム(1):ACLD_HEX15への拡張/除去熱量、15分計算(Ⅰ)
17:40~18:10 プログラム(2):NewHASPでの機能/多数室・平均表面温度・要素別負荷の算出(Ⅱ)
18:20~19:00 質疑応答アンケート記入、閉会の挨拶(Ⅰ・Ⅱ)

【上級コース(2)プログラム編】
 6年前にHASPを公開したそもそもの目的は “プログラムを自由に改造して使っていただく”ということでした。しかし実際にプログラムを改造することは簡単ではありません。そのお手伝いをするのがこの講習会の役目です。なお、本講習の効果を上げるために、理論編の講習も併せて受講されることをお勧めします。

≪1日目≫
13:00~13:20 開会の挨拶と講習内容の説明(Ⅰ)
13:20~14:10 インストール:HASP/ACLD/8501とACLD_HEX15を概観(Ⅱ)
14:20~15:10 熱負荷理論の復習(Ⅱ)
15:20~16:10 FORTRANの基本(1):変数のタイプ、配列、入出力、計算、DO Loop、IF文、data文(Ⅰ) 
16:20~17:10 ACLD_HEXへの改造(1):ACLDの計算の流れ・除去熱量のための入力データ(Ⅰ)
17:20~18:10 ACLD_HEXへの改造(2):除去熱量の追加/シミュレーションモード・ピークモード(Ⅰ)
18:20~19:00 質疑応答(Ⅰ・Ⅱ)

≪2日目≫
9:30~10:10  FORTRANの基本(2):subroutineとfunction、引き数とcommon、include文(Ⅰ)
10:20~11:00 ACLD_HEX15への改造(1):15分計算のための入力データ、XMQ配列とポインタ(Ⅰ)
11:10~11:50 ACLD_HEX15への改造(2):時分の扱い・15分計算の応答係数・照明のWF(Ⅰ) 
12:50~13:40 演習:ACLD_HEX15のコンパイル&リンク(Ⅱ)
13:50~14:40 演習:ACLD_HEX15の 入力データの作成→計算の実行→ゾーン集計→グラフ化(Ⅱ) 
14:50~15:40 演習:ケーススタディ(Ⅱ)
15:50~16:30 質疑応答、アンケート記入、閉会の挨拶(Ⅰ・Ⅱ)