掲載・更新日:2024年11月11日
電気設備設計支援サービス Qrespo(クレスポ)

建設業界の大きな課題として挙げられる2024年問題。各企業が解決に努めているものの、依然として業務の工数・時間短縮には至れていないのが現状です。もちろんこれは電気設備設計についても例外ではありません。
そのような問題をもとに生まれたのが、電気設備設計支援サービス「Qrespo(クレスポ)」です。
クレスポはキュービクル、配電盤の自動設計、見積りシステムとなります。基本情報を入力するだけでキュービクル、配電盤の自動設計を行い、外形図、盤リスト、計算書をわずか10分以内に出力できます。これにより、設備設計業務の大幅な時間短縮が可能となります。
〈クレスポが叶える設計業務改革〉
- トランス容量の入力だけで即日キュービクルのメーカー回答図面を入手
従来の設計業務では、メーカーと直接のやり取りをしていたため、キュービクルのサイズ・重量を知るのに時には1週間以上の時間を要していました。
しかし、クレスポならトランス容量を入力するだけで、たった10分でメーカー回答の図面が手に入ります。さらに、クレスポなら何面体のキュービクルでも作成可能。制御回路やリモコンリレー、消防認定品などの様々なオプションにも対応しています。設計が簡単で感覚的に使用でき、久しぶりの使用でも操作方法をすぐに思い出せると大好評です。 - 盤図面も!クレスポの総合設計なら建物全体の電気設備を管理
クレスポで作図が可能なのはキュービクルだけではありません。総合設計モードなら、分電盤の設計も可能です。ドラッグ&ドロップで盤を配置し、負荷の設定を行うだけで、一面ごとに盤の重量・サイズが分かります。総合設計では盤からの積み上げ式でキュービクルを自動選定することも可能です。さらに今年4月からはCSV取込による負荷一括読み込み機能を搭載し、日々ユーザーの方々に寄り添った進歩を遂げています。 - EV設計に省エネ提案、太陽光発電や低圧発電機にも対応
今の建築設計に欠かせない付加機能も充実しています。
照明、空調制御で省エネを実現可能なPLC-Connector(PLCコネクタ)とEV充電設備のwayEV(ウェイブ)(ともに弊社商品名)に関しては、設計とあわせて導入時の電力シミュレーションができます。
太陽光発電(自家消費、余剰買取)はパワーコンディショナーの仕様を入力することで必要機器を備えたキュービクルが設計可能です。 - BIMデータ出力対応済み 複数社のBIMソフトウェアとの充実した連携
これからさらに需要が高まっていくBIMに対応しています。クレスポで作図の際、BIMデータ出力欄にチェックすると、オートデスク社のBIMソフトウェア”Revit(レビット)”に対応したキュービクルのBIMデータ(RFA形式)を出力することが可能です。また、建築設備CADのCADEWA(キャデワ)、Rebro(レブロ)、CADWe’ll Linx(キャドウィル リンクス)と連携をしており、それぞれのCADソフトウェアの特性を活かした連携となっています。今後も建設業界の働き方改革に貢献できるようそれぞれのCADソフトウェアとの連携強化を図っていきます。 - インストール不要の無料ブラウザサービス
クレスポは会員登録制のウェブブラウザサービスです。専用のソフトやアプリのインストールは一切不要で、ネットが使える環境であれば24時間365日いつでもご利用いただけます。また、案件はクラウドデータでの一元管理なので、過去に制作したデータの管理も簡単です。
また、クレスポはフォロー体制にも力を入れています。操作方法やちょっとしたご質問にもクレスポ事務局が丁寧にご対応させていただきます。
クレスポは2021年のサービス開始以降多くの方にご愛顧いただき、現在では約1300社、およそ5000人の方にご利用いただいています。まずは一度、QRよりぜひクレスポ会員へご登録ください。
お問い合わせ先
河村電器産業株式会社 受注改革推進部 マーケティンググループ
〒141-0032
東京都品川区大崎5丁目10-10 大崎CNビル8階
TEL 080-3739-5389
WEBサイト https://www.kawamura.co.jp/news/20221114-2/