掲載・更新日:2024年11月11日
省エネ・高精度・大容量加湿 「DL」 & 「GS」

1. 気化細霧式ハイブリット加湿器 DL
複数ある噴霧ノズルから対面のセラミック製加湿材へ霧を吹き付け気化させる加湿器 です。気化式加湿と細霧式加湿を組合わせることで、省エネでありがなが、蒸気式加湿に匹敵する高い制御性と衛生性を兼ね備えています。 水の衛生品質はRO純水に銀イオンを添加することで保ち、また溜水を作らない機構も兼ね備えています。ノズルの噴霧個数による段階的な制御と噴霧圧力の制御の組み合わせで高いレベルの湿度を実現しました。水を加熱しないので省エネルギー性も高く、研究センターや高精度な湿度制御を求められる生産工場等の用途で活躍しています。
<DLの特長>
- 高い制御性
ステップコントロールとインバータ出力制御の組み合わせで高精度の水量コントロールが可能。気化式加湿器に分類されますが、比例制御に対応しています。セラミック加湿材を採用したことで、従来の気化式にくらべ加湿のオーバーシュートが発生しにくくなっています。 - 高い衛生品質
銀イオン添加装置の採用により、加湿水流の雑菌・バクテリアの繁殖を効果的に抑制。動作していない水回路の自動排水、加湿要求がない場合の自動フラッシング機能により停滞水の防止を行っています。 - ランニングもメンテナンスも低コスト
排水量も従来の気化式に比較して少なく、加湿量の10%程度(給気条件による)です。メンテナンスは銀イオン添加そうちカートリッジの交換がメインで手がかかりません。またセラミック加湿材についても清掃をしながら継続的にご使用いただけます。
2. ガス式蒸気加湿器 GS
電気を使用して水を加熱するのが通常の蒸気加湿器ですが、GS はガスの燃焼空気で加熱を行う新しいタイプの蒸気式加湿器です。工業用ボイラからの加圧蒸気を使用した加湿と異なり、蒸気発生器による大気圧蒸気なので、従来の蒸気式加湿と同様に高い制御性を持っています。 加湿能力は幅広いラインアップを備え、200kg/h超の大容量加湿でも消費電力は1kW以下と、電気を殆ど使わずに加湿ができます。既存工場で加湿負荷が増えた際等に、電気容量を圧迫せずに大規模加湿が可能です。グラビア印刷工場や実験動物飼育室など、大容量加湿が求められる市場で採用頂いています。
<GSの特長>
- ランニングコストを抑えて大容量加湿
電気の使用量が少ないため、電力量料金を大きく抑える事が可能です。既にガスをご利用中のお客様で、ご契約ガス単価次第では大きなメリットがあります。少ない電気容量で大きな加湿量が得られるのが特長です。 - 幅広い水質に対応
超純水から硬度成分の高い水まで、幅広い給水水質に対応してます。※メンテナンス頻度の抑制や安定した動作の確実性を考慮して、水処理器を提案させて頂く場合があります。 - 燃焼排熱を有効活用
ガスの燃焼熱が水槽内の水と熱交換をおこない、衛生的な蒸気を発生させます。蒸気はダクトを通して室内へ運ばれ、燃焼で出た熱は給水の予熱に再利用しています。
お問い合わせ先
ピーエス工業株式会社
〒151-0063
東京都渋谷区富ヶ谷1-1-3
TEL 03-3485-8189
FAX 03-3469-1812
WEBサイト https://ps-group.co.jp/