セミナー

2024年度 セカンダリ技術研修会(中級応用編・仙台)《対面受講・リモート受講併用》 ~建築設備の応用と技術動向を身につけるために~
※この講習・研修会は終了しております。
サスティナブルな社会の実現に向けて、建築設備技術者への期待はこれまでになく高まっています。その一方で建築設備関係者の世界では、ともすれば“建築設備”そのものが目的化している様にも感じております。信頼のおける間違いない“建築設備”システムを構築することの重要性は疑う余地がありません。しかし、私たち建築設備技術者は同時に“建築環境”や“環境負荷の少ない建築”を創造するスキルを有する技術者であり、どの様な“建築環境”“環境負荷の少ない建築”をつくるのか? これまで以上にもっと考えても良いのではないでしょうか。

サスティナブルな社会実現のために、建築業界ではカーボンニュートラル化とそのための再生可能エネルギーの積極利用、高効率設備計画、情報技術の利活用、など、様々なテーマが発展しています。拡大を続ける建築環境関連フィールドのプレーヤーとしてどう生きるかを、一緒に考えてみましょう。

今回のセカンダリ技術研修会(中級応用編)では「建築設備の計画~施工」を、「環境計画とその実現に不可欠な仕掛けの構築」という視点でとらえてみようと企画しました。第1部では、“カーボンニュートラル、環境、感性に訴える建築設備の計画・設計のあり方”と題して“建築環境”の側面から“建築設備”をどうしていくか。第2部では、“環境負荷の少ない建築”のために、“再生可能エネルギー熱によるカーボンニュートラル”を考えます。午前、午後の2部構成で講義とディスカッションを計画しました。建築・設備、業界・企業・学協会等の潮流や取り組みについて、事例も交えた裾野を広くした研修会とします。

対面受講の他、Zoomによるリモート受講も併用実施致します。各企業・団体等の教育担当の方におかれましては、社員の皆さまに、ふるってご参加していただくよう、お声がけをお願い申し上げます。
主催
建築設備技術者協会東北支部、空気調和・衛生工学会東北支部
会場
宮城県管工事会館 9階 大会議室 +Zoom
(仙台市青葉区本町 3-5-22 TEL 022- 224-7091)
日時
2024年12月18日(水) 9:50~17:00
プログラム
〇第1部 カーボンニュートラル、環境、感性に訴える建築設備の計画・設計のあり方
・(趣旨説明)カーボンニュートラル、環境、感性に訴える建築設備の計画・設計のあり方
 【東北大学 大学院 工学研究科都市・建築学専攻 小林 光 (前 空気調和・衛生工学会東北支部長)】
・地域特性を活用した自然と共生する庁舎 五所川原市庁舎~建築環境配慮と地中熱導入によるカーボンニュートラル
 【㈱佐藤総合計画 東北オフィス 渡邉 森 (建築設備技術者協会東北支部理事)】
・島根の建築家と創る環境デザイン~JSTグループ 島根電機新棟
 【㈲環境設備計画 児玉 一哉】
・ディスカッション

〇第2部 再生可能エネルギー熱によるカーボンニュートラルの国内外の動向
・(趣旨説明)再生可能エネルギー熱とカーボンニュートラルの東北・日本・欧州の動向
 【東北文化学園大学 建築環境学科 赤井 仁志 (建築設備技術者協会 東北支部長)】
・カーボンニュートラルの実現に向けた佐賀県の取り組み~地中熱の位置付けと普及に向けた取組~
 【佐賀県 産業労働部 再生可能エネルギー総括監 大野 伸寛】
・秋田県大潟村とデンマークの再生可能エネルギー熱による地域熱供給
 【特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP) 理事・特任研究員 田島 誠】
・ディスカッション
定員
対面45名、リモート100名 (先着順受付)
参加費
1人当たり6,000円(税込)
ただし、リモート参加の教職員*1・学生*2は無料

*1 教職員は、学校教育法や職業能力開発促進法等に基づき設置した学校に勤務する教職員に限る。申込書を送付する際、教職員であることがわかるものを添付ください。
*2 申込書を送付する際、学生証の写しを添付ください。ただし、性別や生年月日等は黒塗りして差し支えありません。
申込方法
申込は終了致しました
申込先
技術研修会係(建築設備技術者協会東北支部、空気調和・衛生工学会東北支部事務局)
TEL:022-224-7091 FAX :022-797-2486 E-mail:jabmee@tohoku-shibu.org
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