セミナー

　神戸市立須磨海浜水族園は1987年の開館以来、地元住民を中心に長く親しまれてきましたが、施設の老朽化が著しく、神戸市によってPark-PFI 制度を活用した水族園を含む須磨海浜公園再整備の民間事業者公募が行われることとなりました。展示槽水量は、名古屋港水族館に次ぐ全国第二位の約13,000ｔに達し、西日本唯一のシャチ展示を行う水族館となります。
　水族館施設は、希少種を含む生物の飼育に多大な水資源とエネルギーを使用するため、最大限の節水・省エネルギー化が求められます。また、前身である須磨海浜水族園は阪神・淡路大震災での被災経験を有しており、その際の経験を活かし、本施設では水×熱×防災を主軸に環境設備計画を行っています。
　水族館という特別な建築設備に興味のある方、建築設備に興味のある学生諸君の見学希望者を募集いたします。この機会に関係各位の多数のご参加をお待ちしています。