MICRO-PEAK/2010

MICRO-PEAK

設計容量算定用間欠空調負荷計算プログラム

MICRO-PEAK

MICRO-PEAKは、これからの時代を先取りした自分の求めたい設計容量が自在に算定できます。MICRO-PEAKは設計者のニーズに確実に応えます。

「MICRO-PEAK/2010」の販売・サポート終了及び今後の取り扱いに関するお知らせ

平素より「MICRO-PEAK/2010 」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、2020年度よりWindows7及びJava8 に係る公式アップデート終了の発表に伴う、今後の開発及び動作環境について、特にWindows7のサポート終了により開発環境の維持が難しくなっている状況において、現在の仕様ではご利用の皆様に満足のいくサービスを継続して提供することが困難であるとのことからプログラムを皆様により広くご使用いただける形で提供できるよう動作環境等の見直しを行ってまいりました。

このたび、動作環境等の見直し及び今後の取り扱いについて検討を重ねた結果、「MICRO-PEAK/2010」の販売及びサポートにつきましては、終了させていただくこととなりました。

また、今後の取り扱いについては、下記にてご案内する「エクセル版MICRO-PEAK β版」を無償にて公開させていただくほか、JAVAを利用した現行プログラムにおいても公開を検討しております。何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

※ユーザー変更等に伴う、パスワードの発行は引き続きご対応いたします（ご連絡の際はメールにてお願い申し上げます）。

「エクセル版MICRO-PEAK β版」の無償公開について

「エクセル版MICRO-PEAK β版」は、プログラムを皆様により広くご使用いただけるよう、OS等の環境変化に左右されにくいプログラムとして改良を行い、無償で公開することになりました。本プログラムでは、間欠空調負荷計算に必要となる各種データをエクセル上からの入力に変更した以外は、従来のプログラムと同様にご使用いただけるほか、一部プログラムを改変可とすることで、皆様の業務等あわせてご使用いただけることといたしました。

ユーザーの皆様、使用をご検討の皆様におかれましては、ぜひ本プログラムをダウンロードいただき、ご愛用いただけますと幸いでございます。

※本プログラムにかかるご質問及びサポート（計算方法・内容を含め）につきましては、お受けできかねます。ご利用の皆様にはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

【従来プログラム（JAVA版）との変更点】
・従来の方位、壁体データ等の入力をエクセルによる入力・画面表示に変更いたしました
　※計算及び結果等の出力部分については、引き続きJAVAを使用しています
　※エクセルの都合上、部屋数は100室程度、スケジュールの指標等は5つ程度まで入力可
・2010年版拡張アメダス気象データを追加し、使用データを2000年版・2010年版で選択できるよう変更いたしました
・入力部分のプログラム（エクセル）については、ユーザーによる改変可といたしました

「MICRO-PEAK」プログラムの特徴

1週間の周期定常計算: 1週間の周期定常計算を取り入れ，休日明けの立ち上り負荷を求めることができます。１週間の運転スケジュールを自由に設定できるので，不規則な休みに対しても計算が可能です。もちろん，１週間同じスケジュールを入力すれば，従来の１日周期の計算にも対応しています。
15分間隔の計算: MICRO-PEAK/2000は１時間間隔の計算でしたが，MICRO-PEAK/2010では，計算間隔を15分間隔にして空調運転や内部発熱のスケジュールを細かく設定できるようにしました。
グラフ等によるビジュアル出力: 計算結果の確認が素早くできるようにするため，選択した項目の計算結果をディスプレイ上にグラフで表示できるようにしました。また，選択したグラフをプリンタで印刷する機能を設けました。
拡張アメダス気象データ国内約840地点の利用が可能: 国内約840地点の拡張アメダス気象データを統計処理した，冷房計算用気象データ(エンタルピ－気温基準，日射量－気温基準２種類)と暖房計算用データ(気温－絶対湿度基準，気温－水平面全天日射量基準)を利用して設計用空調負荷計算を行うことができます。また，旧バージョンと同様に月代表日による年間計算を行うことも可能です。
データの一括仕様変換: 外壁と窓データについては，ある方位の部材の仕様を一括して変更することができる仕様にしました。例えば，全ての室の南側の窓を普通ガラスから熱線反射ガラスに変更したい場合，一括して変更できるので入力の時間と手間が省けます。

画面イメージ

計算結果のグラフ表示

(1)画面出力

グラフを設定する画面において、室指標、気象データ、表示項目を指定することで、画面に計算結果がグラフ表示されます。画面上で計算結果を直ぐに確認できる便利な機能で，最大４室の比較グラフを描くことができます。

(2)ファイル出力

計算結果は、各室ごとに室指標に気象データの略称が付加されたファイル名のCSVファイルでも出力されます。そのため、計算結果を他のプログラムで編集することも可能です。

気象データ

気象データは、国内約840地点について、拡張アメダス実在30年の気象データより作成した設計用気象データ、並びに拡張アメダス標準年気象データを月別に平均処理したデータを用いております。

注）設計用気象データ、拡張アメダス気象データの詳細な情報に関しては、（株）気象データシステムのホームページ（http://www.metds.co.jp/）をご覧ください。

ダウンロード

ダウンロードの前に、以下の使用許諾書をお読み下さい。下の「ダウンロード」のボタンをクリックすると、「エクセル版MICRO-PEAK β版」のデータ一式がダウンロード（無償）できます。
これらを利用するためには、それぞれ対応する以下の2種類の使用許諾書の全ての条項に同意し、かつユーザー情報を入力していただく必要があります。

なお、プログラムのインストール、使用にあたっては、必ず同ファイルを解凍の上、ファイル内のマニュアル・入力説明書をご参照ください。

「エクセル版MICRO-PEAK β版」使用許諾書（2023年4月）

第 1 条定義
一般社団法人建築設備技術者協会（以下、JABMEE）が提供するエクセル版MICRO-PEAK β版のために開発されたJAR形式プログラムおよびエクセルのマクロを利用するプログラムを総称してエクセル版MICRO-PEAK β版（以下、「本プログラム」とする）と呼ぶ。

第 2 条目的
本使用許諾書は、配布元（JABMEE）と利用者との間の、本プログラムの利用に関する使用許諾等について必要な事項を定める。

第 3 条許可事項
利用者は、本プログラムを無償で自由に使用することができ、エクセルのマクロを利用するプログラムを改変することができる。また、本プログラムを用いて計算サービスを有償または無償で行うことを妨げない。

第 4 条禁止事項
利用者は、本プログラムのうちJAR形式プログラムの改変をしてはならない。

第 5 条著作権
本プログラムの著作権等の知的財産権は JABMEE に帰属する。本プログラムに改変を加えた場合、新たな改変部分については改変者の著作権を認める。ただし、その場合は、新たな改変部分が特定できるように正しく明示された場合に限る。

第 6 条免責事項
JABMEE は、本プログラムにエラー・バグ等の不具合がないことを保障しない。また、本プログラムまたはその改変版の使用に起因して、利用者または第三者に生じた損害に関して原因のいかんを問わず一切の責任を負わない。さらに、質問に対する回答、補修、保守について義務を負わない。

第 7 条再配布
再配布を行う際の条件を以下に定める。
1．再配布する場合には「エクセル版 MICRO-PEAK β版」であることを明記の上、再配布であることを目立つような方法で示す。また、改変を加えた上で再配布する場合にはその改変箇所を明記の上、改変が加えられていることを目立つような方法で示す。
2．改変を行わないで本プログラムを再配布する場合は無償とする。本プログラムに改変を施すことによって第 4 条に示す新たな著作権が発生した場合において、再配布の際の有償・無償は自由とする。
3．本プログラムに改変を行って再配布する場合のプログラムの呼称について、JABMEEの許可がない限り MICRO-PEAK という単語を含まない名称とする（この際大文字と小文字あるいはカナ表記を区別しない）。
4．再配布元は、再配布先との間で、ここに掲げる文章と同一の条件のもと使用許諾契約を結ぶものとする。その際、プログラム名称や配布元の名称について必要な修正を行う。ただし、下記については、この使用許諾書の本プログラムに関する記述をそのまま残した上で必要な記述を追加する。
(1) 第 1 条の本プログラムの定義
(2) 第 4 条の本プログラムに関する記述
(3) 第 7 条 2 項、同 3 項の本プログラムに関する記述
(4) 第 9 条の本プログラムに関する記述

第 8 条本使用許諾の範囲
本プログラムを、別のプログラムと一緒に再配布する場合には、本プログラムのオリジナルを含むプログラム単位（ファイル）についてのみ、この使用許諾条件を適用する。本プログラムのオリジナルを全く含まないプログラム単位については本許諾条件のエクセル版MICRO-PEAK β版には該当せず自由に許諾条件を設定できる。ただし、本プログラムとその他の部分が明確に特定できるように明示した上で、それぞれの許諾条件を設定し、本プログラムに関わる部分については本許諾条件に従って改変の禁止と許可、使用または再配布ができるようにしなければならない。

第 9 条その他
１．本プログラムを利用して論文、Web、マスメディア等を通じて発表する場合は、本プログラムを利用したことを明記する。
2．本プログラムに改変を加えて利用した場合には改変が加えられていることを付記する。
3．本使用許諾書は、日本国の法令に準拠するものとする。また、本許諾に関する一切の紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

付属データ使用許諾書（2023年4月）

第 1 条定義
一般社団法人建築設備技術者協会（以下、JABMEE）が提供する下記のデータを付属データと呼ぶ。
・2000年版設計用気象データおよび2000年版年間代表日計算用気象データ
・2010年版設計用気象データおよび2010年版年間代表日計算用気象データ

第 2 条目的
本使用許諾書は、利用者と JABMEE との間の、付属データの利用に関する使用許諾等について必要な事項を定める。

第 3 条許可・制限事項
付属データは、(株)気象データシステムが著作権を有する「拡張アメダス気象データ」の二次的著作物であり、エクセル版MICRO-PEAK β版の入力データとしてのみ使用することができる。なお、それ以外の目的で使用する場合、利用者は、(株)気象データシステムと使用許諾契約を結ばなければならない。

第 4 条禁止事項
付属データ、その改変されたものまたはそれらの複製物の全部または一部を、第三者に頒布、貸与、譲渡することを禁止する。

第 5 条免責事項
JABMEEは、付属データの使用に起因して、付属データの利用者又は第三者に生じた損害に関して原因のいかんを問わず一切の責任を負わない。さらに、質問に対する回答、補修、保守について義務を負わない。

第 6 条その他
本使用許諾書は、日本国の法令に準拠するものとする。また、本許諾に関する一切の紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。

上記、2種類の使用許諾書を確認してからダウンロードへお進みください。

必要なシステム構成

エクセル版MICRO-PEAK β版

オペレーティングシステム(OS)：日本語Microsoft Windows® 8,Windows® 10（いずれも32bitおよび64bit版に対応）
　※Windows® 11での動作保証はいたしかねます。
基本ソフトウェア：オペレーティングシステムに適した Java ファイルがインストールされていること（Java JRE 6 以降 (32 ビット版)）
ハードウェア：2コア以上のCPUを推奨
メモリー：2GB以上を推奨
ディスク容量：1GB以上の空き容量があるもの