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【募集】 「建築設備技術遺産」【平成25年度】

※この講習・研修会は終了しております。

「建築設備技術遺産」(平成25年度)の募集

(社)建築設備技術者協会では、建築設備分野に係わる「技術」を「建築設備技術遺産」として認定する制度を昨年創設し、平成24年度は5件を認定いたしました。建築設備技術者が係わってきた、建築設備分野の技術および設備関連情報とそれを建物に収めてきた技術は、次世代に伝える必要のある大切な遺産です。技術遺産の認定を通じ、建築設備の「技術」・「役割」・「文化」を広めたいと考えています。
平成25年度 建築設備技術遺産の募集要領を掲載いたします。多数のご応募をお待ちします。


申込は終了致しました。
主催 (社)建築設備技術者協会
会場 -
日時 応募受付期間
平成24年9月15日(土)
資料 申請票および分類コード

認定の指針など

 【認定の指針】
「建築設備技術遺産」とは、建築設備における空調・衛生・電気・搬送の4領域に関する技術と技術者の歴史的な足跡を示す具体的な事物・資料であって、以下のいずれかに合致するものをいう。
(1) 建築設備技術の進歩・発展において重要な成果を示したもの
(2) 生活、経済、社会、地球環境、技術教育に貢献した、または当時を反映する技術遺産である建築設備技術

◆ 各項目の内容 ◆
  (1) 建築設備技術の進歩・発展において重要な成果を示したもの
    ①ユニーク :技術発展の一時代において独創性・新規性があったもの
    ②ハイレベル :技術発展の一時代において優れた品質・性能を有したもの
    ③影響力 :新たな産業分野の創造に影響を及ぼしたもの
    ④デザイン性 :設計上特筆すべき事項のあったもの

  (2) 生活、経済、社会、地球環境、技術教育、技術遺産に対して貢献した建築設備技術
    ①発展・創出 :生活・経済・社会の発展や新しい活動様式の創出に貢献したもの
    ②エコロジー :地球環境の改善に顕著に貢献したもの
    ③繋ぐ・継ぐ :技術教育的価値を有し、建築設備技術の継承に貢献するもの
    ④財産 :その時代を映し出す技術的遺産


 【認定基準】
次の各項目のいずれかに該当するもので、広く建築設備技術分野に寄与したもの
(1) 対象物が、建築設備技術者とその関係者によって社会に供されたもの
(初めて開発されたものや、この分野を変化・発展させたものが好ましい。)
(2) その他、係わった技術者による後世に伝えるための書籍類でその特徴を有するもの
(3) 既に、博物館・史料館・資料館などで、保存されているもの

 【認定対象】
・認定対象領域は、建築設備における空調・衛生・電気・搬送の4領域
・認定対象は、保存・収集された建築設備と技術者の足跡を伝える建築設備技術分野の「関連文書類」
および「もの」


 【対象となる時代】
原則として、明治年代以降を対象範囲とするが、必要に応じて江戸後期まで年代を拡大する。


 【建築設備技術遺産認定】
・「建築設備技術遺産」認定証の授与
・協会誌「建築設備士」での発表
・協会Webサイト「建築設備技術バーチャル科学館」への認定遺産の展示


 【スケジュール】
応募受付期間   ~2012年9月15日
審査結果の公表   2013年3~4月頃
認定証の授与     2013年5月(通常総会にて)