建築設備技術者協会では，平成15年12月より，設備技術者を対象として，「建築設備士　総合講習」を全国で展開してまいりました。2,000名を超える全国の設備技術者が受講されており，今後（平成23年4～5月以降）も引き続き開催していく予定です。

　この度，現在のテキスト（Ver.4）を全面改訂することとなり，今後の総合講習は，新たなテキストを使用し，またプログラム内容も一新してより高度で最新の技術を盛り込み，かつ実務に役立つ内容で開催したいと考えております。

　今回の新テキスト（Ver.5）は，講習会という限られた時間の中で効率良く情報を提供すべく，その内容を最近発表された学会誌や協会誌の文献の中から講習にふさわしいものをセレクト，編集し，一冊の集約したテキストにすることを基本の編集方針といたしました。「建築設備士総合講習テキスト改訂ワーキング」において多くの文献を調査した結果，厳選された６０記事以上の文献をオールカラー版で，かつ見開き２ページの構成にし，見やすく活用しやすいテキストを目指して準備しております。新テキストを使った「建築設備士　総合講習」の開催は平成２３年４～５月にかけて開催の予定です。是非ご期待ください。